Homeページ付記

 古民家しみずのHomeページは、開設準備(2020年11月〜)、開設目前(2021年3月〜)、連休明け(2021年5月〜)、炎暑の夏(2021年8月〜)の各ページのように改めてきました。なるべく短く読みやすくするためですが、古民家しみず開設の経緯や三原の歴史について記したことも捨てがたく、旧版を上記Webページとして残しました。
 2021.11.1(2022.4.20, 9.9微修正) 清水靖久


 ちなみに、Homeページの初めの方に、妙正寺の登覧画図を置いたのは、約200年前の三原の眺めとして、冒頭の妙正寺上からの眺めと比べてみたかったからです。そのような約200年前の眺めのほか、約100年前、約50年前の眺めをここに掲げ、最近の写真と比べてみます。

(1)
 約200年前の眺めとして、妙正寺の登覧画図(1802年)を再掲します。Homeページ冒頭の妙正寺上からの写真(2021年10月26日)や(3)の下写真と比べてみてください。


(2)
 約100年前の眺めは、三原城跡と汽車の古写真として知られる1903年(明治36年)の写真の眺めです。妙正寺ヨリ望ムと記されていますが、桜山より望んでいます。現在のペアシティ西館の南側は、当時すべて海でした。
 最近の桜山山頂からの写真(2022年4月初)の左下にその1903年写真を貼りました。ほぼ白枠内が1903年写真の範囲です。


(3)
 約50年前の眺めは、妙正寺上の中央公園から撮った1970年頃の写真の眺めで、本町の縁側サロンいろはの所蔵です。この写真はもっと左右に長いのですが、宿祢島から並木通りまでを切取り、下の写真(2021年10月26日)と揃えました。
 この1970年頃の写真は、帝人三原工場の煙突もくもく、瀬戸の島影薄く、四国山脈は全く見えません。しかし樹木が少なく、妙正寺本堂や墓場が見えるし、三原城天主台跡も全部見えます。それに対して2021年の写真は、ほぼ同じ場所からの眺めなのに、半分が樹木に覆われ、脚立を使ってやっと城跡の一部が見えます。